隊長達6人が激戦の末、ランブルビルの最後のフロアまで辿り着いたときである。
「隊長ー!」
「自分達も一緒に戦わせてください!!」
「ここまで来て私達を置いていくなんてひどいですよぉ!」
「ダメって言ったって何処までもついて行くわよ」←誰?
「おまえ達!ここには俺達しか来れないはずなのにどうやって来たんだ?」
「変な爺さんが伝説のマジックアイテムとやらを貸してくれたんですよ。」
「そうそう!確かドコデモドアだとか言ってたわよね?」
「そんなバカな!(隊長全員ツッコミ)」
「でも、みんなが来てくれるなんて本当に助かるわ。」
「ここまで結構苦戦したっすからね。」
「よし、みんな!準備が出来ているなら、ここからは全員で戦うぞ!」
「任せてください!」
「よし、では突撃だ!!」
「おーー!」
ド
ド
ド
ド
ド
ド
ド
キン! カン! ガキン!
↑剣戟
「な、なんか人数多過ぎないか?」
ゴォーーーーー!
↑バララザン
「アニキー! あのニューハーフのお姉ちゃんもいますよ。」
ボヨン ボヨン ボヨン
↑フリバネン
「ちょっと!今おしり触ったの誰!?」
グサッ! グサッ! グサッ!
↑グサーチ
「うむ、あの農民なかなかやるわい。基本ができとる。」
ワンワン!
↑犬
「犬までいるし……、こんな狭いところに人数多過ぎです!」
「コラコラ、待たんか、リディア!」
「しかし、こんな状況じゃまともに戦えないのも確かだ。」
「この乱戦じゃ危なくて魔法も使えないですよ。」
「これは、一時退却するしかないっすね。」
「しょうがない、ここはいったん退却だ!」
「おーー!」
ド
ド
ド
ド
ド
ド
ド
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この後、結局は隊長ら6人で戦うことになった。
ランブルビル攻略の際にこんな事実があったことはあまり知られていない。
「ところで、オルロフとハンスはよくここまで無事に来れたな。」
「強力なモンスターばかりでワシ達もだいぶ苦戦したのじゃが。」
「エヘヘ。実はアニキ達と別れた後、凄いアイテムを手に入れたんすよ。」
「そうなんです。空を飛べるようになる便利なアイテムでしてね。」
「そのアイテム、何ていうアイテムなのかしら?」
「今も持ってるっすよ。」
チャラララッチャラー♪
「ハイッ! タケコ…」
以下自粛
すんません。
いや、だってさ、オルロフなんか、いとも簡単に「追い抜いた」なんて言うしさ。
2人が余裕な顔して先に到着してるのってなんか納得いかないでしょ。ねえ?
おわり