ジャストブリード会話集 セガルテアその1

ロランが出発するまで。

◆衛兵◆

『ここ  セガルテアの町は
  いま  たいへんな事に  なっているのだ
  あやしいものを  とおす事はできん…
  …………………………
  …………………………
  …………………………
  …………………………
  さいわい  あやしそうではないな
  よし  とおっていいぞ』

『司祭さまが  さらわれるなんて
  セガルテアはじまっていらいです
  なにか  もっとわるい事の
  おきるよかんが…』

『ロランどのが  しゅっぱつされるまで
  このもんは  とおせません
  ロランどのは  バケモノの  のこした足あとを
  おっていくおつもりです
  人がとおると  わからなくなってしまいます』

『………………………………
  ………………………………
  ………………………………
  おしゃべりは  きんしされているのです』

『ロランどのは  しゅっぱつされました
  どうぞ  おとおり下さい』

◆子供(町中)◆

『なんだか  町の中が
  お祭りみたいに  大さわぎなんだ
  いったい  なにがあんだろね?』

◆女(町中)◆

『この町のエメラルドの司祭エレンさまと
  その妹カレンさまが
  なにものかにさらわれたんです』

『エレンさまは  この町の
  へいわのしょうちょうだったのに…』

◆男(武器・防具屋)◆

『弓は  はなれたてきを  攻撃できる
  しかし  剣は  攻撃力が大きい
  おたがいの  よいところを  うまく生かせるのが
  ゆうしゅうな隊長だと  いえるだろうね』

◆男(町中)◆

『エレン司祭がいなくなってから
  みんな  ぜんぜん
  げんきが  なくなっちまったよ
  いままでみんなが  どれだけ司祭を
  うやまっていたか  オレもよくわかったよ…』

『たいきゃくする事も  ときには
  ゆうきある  こうどうと  いえます
  戦いが  ふりだと  思えるときには
  りだつするものが  ふえないうちに
  ストリムの本などで  町にもどらないと
  やがて  部隊は  ぜんめつしてしまうでしょう』

『ここから  東のほうへいくと
  きこりの  ふうふが  すんでるんだけどさ
  よく  あんなところで
  バケモノにも  やられず  くらしていけるよなぁ
  あいつらなら  エレンさまをさらったヤツらを
  もくげきしたかも  知れないぞ』

◆男(家中)◆

『ワシにはわかる!!
  ヤツらが  司祭をさらったもくてきが
  カネではないという事が
  どうだ?  スゴイすいりだろ?』

『チクショー!  オイラ  エレンの事
  すきだったのによぉ
  バケモノに  さらわれちまった  ウェーッ』

◆老人(町中)◆

『たびのかた…  いまこの町は
  たいへんなことに  なっているのだ
  このまちの司祭  エレンと
  その妹  カレンが  バケモノに
  さらわれてしまったのだ
  いま  ふたりをたすけ出すために
  きゅうしゅつ隊を
  けっせいしたところだ』

『ロランなら  かならずエレンを
  たすけ出してくれるはずだ』

『ちょうど  ここらでふたりは
  さらわれたんじゃ
  ワシャ  たすける事もできんかった…
  なにしろ  さらったヤツらは
  とても  にんげんとは思えん
  すがただったんじゃ』

◆老人(家中)◆

『この町のしゅび隊長  ロランは
  司祭エレンとは  恋人どうしでな…
  ロランも  そうとう
  つらい思いをしているはずじゃ
  なにしろ
  この町の宝である  聖なる石のひとつ
  エメラルドのつえを  うばわれた  せきにんのおもみと
  いいなづけを  うばわれたかなしみの
  りょうほうに  たえておるのじゃからの
  どうか  ○○どの  ロランをかげながら
  たすけてやっては下さるまいかの?』
(Yes)
『ありがたいことじゃ…
  アストホルムの  しゅび隊長は
  できたおかただと  かねがね  きいてはおったが…
  いや  たしかに  うわさどおりの  おかたじゃわい』
(No)
『ロランは  本当はやさしい男なのじゃ
  つめたく見えても  じつは  あいてを
  気づかっておるのじゃよ…』

◆教会◆

『司祭エレンがいなくては
  この教会も  なんのためにあるのやら…
  おまけに  エメラルドのつえ  まで
  うばわれるとは…
  この町も  終わりかもしれん』

『ワシもこの町に  ながい事すんでるが
  こんな  たいへんな事は  はじめてだ
  いつも  聖なる石エメラルドに
  へいわをいのっていたのに』

『エメラルドのつえは
  持つ人に  魔法の力を  あたえてくれるのだ
  バケモノどもに  あくようされなければ
  よいのだが…』

◆会議◆

『いま  いそがしいんだ
  話しかけないでくれ』

『いま  この2かいでは
  セガルテアのしゅび隊長  ロランが
  エレンとカレン姉妹の
  きゅうしゅつのための  かいぎ中だ』

『ひどいことになったものじゃ…
  エメラルドのつえは
  その聖なる力で  この町をまもってきたのじゃ
  それをうばわれた  セガルテアのたみは
  たよるもののない  こども  どうぜん…
  ましてや  あの
  おやさしいエレンさままで
  つれさられてしまうとは…
  いま  ワシにできるのは  いのる事だけじゃ』

『じゅうような  かいぎ中なのだ
  話しかけないでくれたまえ!』

『…われわれ  セガルテアの
  しゅび隊というものがありながら
  司祭さまを  さらわれてしまうなんて…』

『…エレンさまと  カレンさまは
  いまごろ  どうしておられるのだろう…』

『…エメラルドのつえを
  うしなった  セガルテアは
  いったい  どうなっていくのか…』

『…ロラン隊長も
  きっとゆうべは
  ねられなかったにちがいない…』

『エレン…  カレン…
  ふたりは  かならず  われわれが  すくいだすっ!』

『エレンとカレンを  さらったヤツらについて
  なにか  じょうほうはないのか?』

『セガルテアの東の森に
  小さないえが  いっけんありますが
  わたしは  そこがアヤシイと  にらんでおります!』

『アストホルムの司祭も
  さらわれているそうです
  なにか  かんれんでも  あるのでしょうか?』

『町の  出口ちかくには
  にんげんの  物ではない  足あとが
  のこされていたそうです』

『東の森のほうは  ふつうのにんげんでは
  とてもあるけないようなばしょです
  バケモノたちが  ひそんでいるとすれば
  あのあたりかと…』

『ヨシッ  しゅっぱぁーつ!!』

『ハッ!!』

『どきたまえ!!』

『どきたまえ  といってるのが  わからんか!
  どきたまえ!』

『ロランは  エレンさまのいいなづけでな
  気持ちはわかるんじゃが…
  魔法使いもおらんのでは
  ふたりを  たすけだせるかどうか…』

『ロランは  この町で
  いちばん  ゆうかんで  うでの立つ男
  ヤツなら  かならず
  ふたりをたすけ出すだろう…』

『ちょっと  いそがしくなくなったけど
  まだまだ  話しかけないでくれ』

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